蛍狩り

6月8日(土)毎年恒例となりました「蛍狩り」の予定日でした。が、沖縄・九州地方で入梅した影響を受けて、連日の低気圧・梅雨前線・高気圧のせめぎ合いがそれこそ時間単位で変化するために、お天気情報も画一化されておらず、雨100%から60%まで幅広い情報により判断が実に難しい数日間でした。前日は雨。予報は当日の夜明け前に暗雲一掃。さて、どうする? 予報を信じて出発したものの大雨でバーベキューはだめ、蛍を見たいがぬかるみで近くに行けない・・・。予報の反対を予測して雨の予想で中止したら予報通りにバーベキュー&蛍狩り日和。さ~どうする!

出した結論は「決行」。雲は厚く、しかし、少し明るめの曇り空。うん、何とか持ちこたえそう・・・に期待して一路車は千葉県に・・・。

今回はお天気の状態が不安定なこともあり、メインイベントのバーベキューと蛍狩りを最優先にして「車中で満腹にならない」、「途中にお散歩コースに立ち寄らない」ことにしたので、竜浩会保養所と勝手命名した個人の別荘宅に直行しました。現地到着してマイクロバスを降りたら、各自が思い思いの役割を決めて配置についての行動はさずがに「竜浩会」のメンバーならではと感心しました。

さ~!BBQだ!!!
霧が降っている様に見えますが、炭に着火した直後の煙です。ただ今、二人を燻製中。

あれ!? うちの師匠は別な所でBBQ? いやいや「後片付け」ではなく「先片付け」のごみ焼却中なんですよ。さすがに師匠が持っている道具は三味線の棹に見えますね。??

BBQセットに火を起こしている最中にテーブル・椅子・食材を並べ終えて、ほぼ燻製出来上がり状態の二人がほっと一息しながら食材の「お毒見中」を急いでパチリ!

並んだ食材は肉いろいろ、魚貝いろいろ、野菜いろいろ、ハム、ソーセージ・・・などなど・いろいろ・もろもろ・・・

これらの食材を華舞台へと上げて行きましょう!

さ~! そろそろ乾杯しましょう!

ハイ! もう一枚! パチリ!
師匠のグラスと箸の進むこと・・・進むこと・・・
あ~そうだね、こうだね、あんなこと、こんなこと、そんなこと、アハハ・・・、ぎゃはは・・・、ほほほ・・・、もりもり、ぱくぱく、ごくごく・・・
話は続く・・・
まだまだ続く・・・
顔の赤さが増すに連れて笑顔も続く・・・
ほっと一息ついて・・・
満腹計88.532%の状態。と、ここできれいなウグイスの鳴き声! 何と目の前の木の枝の高いところに普通は目にすることができないウグイスが!! 
絵などで見る「梅にウグイス」はメジロを見間違えて描かれているために明るいグリーンになっていますが、本物は雀よりも大きいですが、羽の色はややくすんだ茶色に近い色合いです。鳴き声からすると、まだ、成鳥ではないと思われますが、短い時間ながらその姿と声を録画しましたのでご覧下さい。(画面が小さいですが、これでもスマフォ最大の拡大画像です)

「もうお腹一杯」、「もう飲めない」の声を聞きながら「焼きソバ」が・・・

この次の画像は、焼きソバが無くなっている器なので割愛します。はい。

さ~、そろそろ片づけして蛍狩りの時間まで部屋で寛ぎましょうか!

と、ここで竜浩師匠から締めのお味噌汁のリクエストが入り、竜浩会美女軍団の手が動くと瞬く間にテーブルの上にはお味噌汁が並びました。お漬物、何故かソーセージ、大きな鉢に盛られたメロン、そして羊羹・・・と、これでもか、これでもかの満腹仕上げ素材が次々と運ばれると、あ~ら不思議、「別腹」という言葉と共にみんなすぐにお腹に消えてゆきました! 

外は暗くなってそろそろ蛍さんの出番を迎える時間だ~。後片付け開始! バタバタバタ。はい、おしまい。 出発!

さ~! 到着! 蛍さんいるかな~。橋のたもとの土手を降りてゆくと左手の田んぼで蛙さんがカラオケ大会真っ最中。ゲロゲ~ロ、ガコゲ~コ。右手の下にはせせらぎの音が川の流れを知らせ、周りは高い木々が立ち並び、あたりは街灯もない漆黒の闇。 と、ピカリ! いたいた!

いました! 昨年に比べて光の強さも大きさも大きく力強く光っていました。まだ、少し時期が早かったのか小集団でしたが、やはり蛍の光は人の心を魅了する不思議な光です。そして、ほぼ同時に合図をした様に一斉に光るのも不思議な光景です。

場所を変えて、橋の上から、奥のほうから、左から、右からと・・・、あっ! あそで光ってる、おっ! そこにも、あの木の向こうにも、あっ! 目の前に! あちこちから短い言葉が響いて、蛍の光の交響曲を満喫していました。

また、来年に会いましょう! そんな思いを残して一路車は川崎に・・・。

竜浩会の初夏の風物になりましたが、果たして来年はどんな蛍狩りになるやら楽しみです。

武花会「民謡まつり」

5月19日(日)サンピアンかわさき(川崎市立労働会館)にて令和元年の武花会「民謡まつり」が開催されました。当日は晴れ。初夏の気候は暖かさを越えた過ごしやすい日となりました。

ご来駕された各界からのお歴々の方々から式次第に従いご祝辞を賜り、続いて、竜浩会社中による津軽三味線「津軽じょんがら節六段」の合奏で第一部「ぶらり民謡(うた)の旅」の幕開きとなりました。

「津軽じょんがら節(六段)の後は「武花音頭」が演奏され、各地区の武花会民謡カルチャーからご参加の大勢の生徒さんによる合唱がご披露されました。

酒屋唄」

まず、ブログをご覧の皆様にご了承を頂きたいことがありますが、それはご参加された全ての方を漏れなくご紹介致したいのは山々ですが、編集上の都合もあり、一部の方しかご紹介できないところが多々あることを予めご了承下さい。

 

数々の唄がご披露され、竜浩会社中による「津軽じょんがら節・新節」の合奏が演奏されました。動画でお楽しみ下さい。

その後も次々と自慢の唄声が会場に流れ、メドレー曲の合唱とオリジナル民謡の合唱もご披露されました。第一部の締めは竜浩会社中による津軽三味線合奏「本調子メドレー」が演奏され、第二部「応援出演①」のコーナーに移りました。「小原会」、「杉淵会」、「和音会」、「ばくろう会」からご参加の皆さんがそれぞれ得意の民謡を唄われ、華やかなコーナーとなりました。そして、第二部の締め括りは竜浩会社中による津軽三味線合奏「津軽メドレー」により第三部「♪チョットひと息」のコーナーへとバトンタッチ。

大島五丁目カラオケ教室の皆さんによる合唱「きずな橋」が響き渡り、続いて学院カラオケ教室の皆さんによる「よされ三味線」の合唱が歌の響きを引き継ぎました。 「よされ三味線」は、神奈川県出身演歌歌手の小桜舞子さんのヒット曲であり、カラオケのお店で歌われる人気歌でもありますが、舞子さんは小山竜浩師匠のお弟子さんでもあります。昨年の10月20日「湘南台文化センター」にて小桜舞子コンサートが催された時には、竜浩会社中と共に津軽三味線の演奏と唄がご披露され、会場から大きな拍手が送られました。

武花千草先生による「仙台さのさ」は、花柳暿三素娥師匠による踊りの華が添えられしっとりと・・・。

第三部に続いて式典に移りました。武花紫緒希先生の司会進行により武花烈子お家元様と千草先生のご挨拶がありました。

 

式典の後は第四部「輝く未来」のコーナーでトップバッターは武花実乃梨さんの「秋田船方節」がご披露されました。

後に続いてお姉さまの武花麻梨乃さんによる「秋田タント節」がご披露され、若さ溢れる唄声はまさしく輝く未来を象徴するものでした。その後はお二人のお母様でもあり、民謡と太鼓の師匠でもある武花千草先生による「塩釜甚句」と「津軽三下がり」の唄声が朗々と会場の隅々響き渡り、それぞれに踊りのお師匠さんの舞の彩が添えられました。

「塩釜甚句」 踊り 浜崎麻衣師匠
「津軽三下がり」 踊り 須藤房静社中

そして、令和元年度総踊り曲 『踊りの輪』がご披露されました。

踊りの輪」 踊り 須藤房静社中

唄と踊りに続き、竜浩会社中による津軽三味線合奏「緋の段」が演奏され、第五部への橋渡しとなりました。

緋の段」

第五部「応援出演②」には、「ばくろう会」、「ミカド会」、「白戸会」、「杉淵会」、から多くの皆さんが得意の唄をご披露されました。

第六部「花の舞台」のトップを飾るのは武花栄竜先生による「長者の山」の唄声でした。その後に続いてのど自慢がご披露されました。

「長者の山」
「宇和島さんさ」

いよいよ舞台も佳境に入り、第七部「春の風ハイライト」が藤本錦秀さんによる司会進行で幕開きとなり、ゲスト出演のゴールデンショーが始まりました。

トップは武花千草先生による「津軽あいや節」が、竜浩会社中の津軽三味線によって会場に放たれ、朗々の歌声は圧巻でした。その後に次々と民謡の師匠方の唄がご披露されました。

武花千草先生 「津軽あいや節」
杉淵 薫師匠 「十勝馬唄」と「能登麦屋節」
白戸久雄師匠 「津軽じょんがら節」 「津軽三下がり」 踊り 江口和子師匠
武花千草先生 「いかとり唄」 「ダンチョネ節」 胡弓 加賀山 紋師匠
武花千草先生 「秋田飴売り唄」
武花烈子お家元 「北海三下がり」
武花烈子お家元 「喜代節」 踊り 浜崎麻衣師匠
武花烈子お家元 「津軽数え唄」 踊り 須藤静房師匠

豪華なゴールデンショーが華々しく始まり、そして烈子先生の津軽数え唄で唄い納められたら「お客様とご一緒に」のフィナーレを迎えることになりました。

「花笠音頭」

舞台と客席が一緒になって唄われた花笠音頭は、賑やかな中にも武花会のお開きを告げる唄でもあるので一抹の寂しさも漂う舞台でした。

来年お会いする約束を意味する手が舞台からお客様に向けて大きく振られると、会場からそれに応える拍手が鳴り続けるなか、大会実行委員長の武花紫緒希先生から閉会の辞が述べられ、令和元年の武花会は無事にお開きになりました。

また、来年お目に掛かりましょう!

秋田民謡年次大会

快晴に恵まれた平成元号最後の4月28日(日)、神奈川県の鶴見公会堂にて秋田民謡普及協会主催による第33回年次大会が催されました。秋田民謡普及協会会長の武花烈子先生からご挨拶があり、式次第に従って開会の辞と審査員ご紹介に続いて大会の幕開きとなりました。

プログラムは盛りだくさんあり、まずは「唄コンクール第一部」から始まりました。登録者数36名の参加で次々と得意の唄が披露されました。その後に「支部推薦その1」の7名の方の唄が、そして「唄コンクール第二部」36名の唄が次々と会場に流れて行きました。

「支部推薦その2」は13曲の曲と踊りが披露されましたが、「わらべの部」の子供達の唄には思わずお客様の頬が緩んでいました。

「唄コンクール第三部」は登録者数34名が参加されました。

秋田民謡普及会長・武花烈子先生よりのご挨拶に引き続き、第32回大会総合優勝者より優勝杯の返還がありました。

「☆キッズ全員集合!(民謡好きな子 あ・つ・ま・れ)のコーナーでは「貝殻節」がご披露され、子供らしさが発揮されて和やかな雰囲気でした。

「唄コンクール第四部」は登録者数35名が参加されました。

「推薦支部その3」では登録者数7名のご参加で唄がご披露されました。

「課題曲コンクール」は、課題曲の「生保内節」を1コーラスだけを唄い競うというもので、登録者数53名が次々と生保内節を歌い継いでいきましたが、それぞれ個性溢れる歌声に趣が感じられました。続く「支部推薦その4」は各会5社中による趣向をこらした演目がご披露されました。

コンクール部門最後の「唄コンクール第五部」登録者数14名の唄がご披露されました。

以上で、コンクール部門は全て終了し、続いての「タイトル戦」は、第32回大会記録保持者と第33回総合優勝者による火花散る唄合戦で盛り上がりました。

その結果は・・・。次の「ゴールデンショー」の後で発表されるとして、10名による自慢の喉がご披露されました。

池上武凜さんによる「秋田荷方節」
岩村忠佳さんによる「秋田草刈唄」
武花千草先生による「秋田船方節」
武花烈子先生による「鹿角お山コ」

華やかなゴールデンショーの宴の後、各タイトル部門別の優勝者・準優勝者、タイトル戦の優勝者、そして総合優勝者の発表があり、その表彰台は喜びに溢れる笑顔で一杯でした。

来年は新元号の元で第34回が開催されますが、今回ご参加のみなさんは気持ちを新たに精進されることでしょう。頑張りましょう! また、関係者各位と演奏者の皆さんは長丁場本当にお疲れ様でした!!

津軽三味線小山会

平成最後の4月14日(日)、浅草公会堂にて第55回小山会特別記念公演が開催されました。快晴の暖かいお日柄に恵まれ、お客様は会場入口前に早くから行列をなして開場を待ちわびておりました。 特別記念公演ということもあり、満席で迎えた公演は大盛況の幕開きとなりました。

第1部のオープニングは総勢200名による「二上がりメドレー」、「緋の段」、「民謡メドレー」で華やかに開幕 その後、民謡歌手の方々による民謡の数々が紹介され、会場の雰囲気も曲に合わせて体を揺らす姿が多く見られました。

黒石八郎さんの漫芸で会場は笑いに包まれて和やかに 。

 白戸久雄さんと知也さんによる親子競演は家族の温かさが伝わりました。

第2部は、師範以上の奏者による 55周年記念民謡55曲メドレーで幕が開き、お客様にはまさに夢のような民謡・民謡また民謡で日本あちこち旅行をして頂きました。

石川喜代美さんによる「秋田荷方節」

小山みつなさんによる「津軽三下がり」

佐々木理恵さんによる「じょんがら口説」

師範以上の奏者による「くじすけ」の合奏中の竜浩師匠

番組はいよいよ後半を迎え、総師範による「津軽じょんがら中節」と「津軽よされ節」の合奏が披露されました。総師範が居並ぶ姿は壮観でした。

小山会青年部の奏者による競演は個性溢れる魅力的な演奏で観客を魅了していました。

最終コーナーは「伊藤多喜雄コーナー」で、最初は「津軽じょんがら節」をご披露。魅力ある通る声で訴えるような唄い方に大きな拍手が送られました。

続いてお得意の「タキオのソーラン節」は、200名の奏者が舞台はもちろんのこと、会場内通路に居並んでの演奏と唄の合の手の「ソーラン、ソーラン」「どっこしょ、どっこいしょ」の大合唱と共に会場は唄の漁場となりました。

竜浩会女性奏者が凛々しく演奏中

フィナーレの合奏は「津軽じょんがら新節」で華やかに弾き納められました。竜浩師匠は長丁場の演奏お疲れ様でした。

司会者による高らかに、そして華やかに、また、来年の小山会でお会いしましょう!

平成31年度 武花会 新年会

平成という元号最後の年が明けました。改めまして、明けましておめでとうございます。本年も武花会&竜浩会をよろしくお願い申し上げます。

1月20日(日)、川崎日航ホテルにて武花会の新年会が催されました。例年ながら、武花会の新年会の度に、その年がスタートするとの気持ちが致します。

会場の写真をいくつか載せますので新年会の雰囲気が伝われば嬉しいです。

新年のご挨拶に続いて、ご来賓の方々のご挨拶やご祝辞を頂戴し、皆様にはお食事を楽しみながらのアトラクションとなりました。

アトラクションの締めは、お家元烈子先生と二代目千草先生による「南部俵積唄」が軽快な伴奏に乗せて唄われ、目出度く唄い納めとなりました。

唄い納めてお二人は閉会の辞を述べられ、盛大な三本締めのお手拍子と共に平成締めの新年会もお開きとなりました。

来年は新元号の新年会になりますが、お楽しみに・・・!

竜浩会忘年会

12月16日(日) 川崎駅にほどちかい「鳥元」において竜浩会の忘年会を行ないました。日頃のお稽古の慰労と反省会を込めて毎年恒例で行なわれますが、楽しい時間を共有しながらも今年を振り返り、去年の抱負を実現した人、来年に持ち越しの人、それぞれの思いの言葉を交わしながらも新たな気持ちに切り替えてのひと時を過ごしました。

乾杯の発声の後に運ばれてきた鳥づくしのお料理を、お喋りに挟み込みながら、飛び交う笑い声の渦に日頃のお稽古の雰囲気はどこへやら・・・。

まずは、真面目な素顔にて・・・
早くお鍋が食べたいな~

ここまでの模様は次のビデオをご覧下さい。        

忘年会は師匠の「気持ち新たに来年も楽しくお稽古に励みましょう」の言葉で締め括られ、飲み足らない、話し足らない、時間だけはある、という有志が二次会の会場に移動しました。

なにはともあれ、楽しく無事に今年も暮れそうです。来年はいろいろな催し物がありそうな気配ですが、また、あっという間の一年になりそうです。

みなさん! よいお年をお迎え下さい!!!

鳥丸ゆみさん審査員特別賞受賞!

小山竜浩師匠の弟子で現在アメリカオレゴン州ポートランド在住の鳥丸ゆみさんは、現地で和太鼓グループ「太鼓八」(たこはち)をhttps://www.takohachi.org/主宰していますが、この度、インターネット篠笛コンテストに参加し、課題曲:江戸囃子(朗童・六本調子・お囃子用)で見事に審査員特別賞を受賞致しました。

12月9日(日)東京青山「月見ル君想フ」にて開催された「篠笛フェスタ2018発表会」において受賞のために来日し、受賞記念に自由曲:宇宙の鳥(そらのとり)の演奏を披露致しました。

竜浩師匠と小山浩音さんの伴奏が、篠笛の麗しい音色を一層華やかに引き立てました。

各受賞者の演奏が終了し、全員による迫力ある演奏と共に各受賞者の改めての紹介があり、フィナーレを飾るにふさわしい笑顔一杯のステージにお客様から大きな拍手が送られました。

小桜舞子コンサート~熱唱! よされ三味線~

10月20日(土) 「小桜舞子コンサート」が、神奈川県藤沢市の湘南台文化センターで行なわれました。演歌歌手の小桜舞子さんは、子供の頃に演歌より先に民謡を唄って歌手になる素地を作り上げたようです。やがて、1992年NHK勝ち抜き歌謡選手権で優勝、翌1993年同グランドチャンピオンに輝き、更に、1994年NHKのど自慢大会(神奈川)で優勝、1995年NHKのど自慢グランドチャンピオン大会に出場、と、続く記録から今に至る道筋が培われたのでしょう。

そして、津軽三味線を小山竜浩師匠に師事して芸域の幅が広がると共にファン層も次第に厚みが増し、会場はいつもファンの熱気で溢れ、送られる声援の中には絶叫が聞かれるほどに熱いのです。

さて、今日のコンサートは二部構成でした。竜浩師匠率いる竜浩会は、二部の最初の津軽三味線組曲コーナーに参加させて頂きました。「よされ三味線」と「母娘じょんがら」です。

まずは、リハーサルの様子からご紹介致しましょう。

そして、本番さながらの最終リハーサル。

そして、本番となり、幕開き前に竜浩師匠の声と共にじょんがら節が一声に響き渡り、やがて幕が開いて三味線はじょんがら節から「りんご節」に替わり、舞子さんが「りんご節」を唄い始めると会場からの声援! 舞い落ちる雪を受けながらの舞台背景は、まさしく津軽三味線組曲にふさわしい景色でした。唄い終わると舞子さんは三味線を構えて続くじょんがら節を合奏しました。

じょんがら節を弾き終えると「よされ三味線」の前奏が始まり、舞子さんの綺麗で魅力溢れる歌声がお客様に向けて送られると大きな声援となって返ってくるという盛り上がり様でした。

ここで舞子さんから竜浩会の紹介をして頂きました。

竜浩師匠に何やらの問いかけを・・・。軽妙洒脱な短いやりとりは会場の雰囲気が一層和らぎました。

続く「母娘じょんがら」も津軽三味線のじょんがら節に導かれながら歌う舞子さんの魅力ある歌声に会場の方々から熱い声援が送られていました。

そして、津軽三味線組曲コーナーのフィナーレを迎えます。

コンサートは次のコーナーに移ります。

司会者の東 玉助師匠との洒落たやり取りも人気の一つです。

その後に数々のヒットパレードがご披露され、惜しまれながらの歌い納めの幕となりました。

津軽三味線組曲コーナー終了時の記念写真です。

華やかで楽しい舞台の一日でした。小桜舞子さんのこれからのご活躍を竜浩会一同心よりお祈り申し上げます。また、ご一緒する日を楽しみにしています。

創流60周年記念 房静流民舞発表会 ~踊りの祭典~

9月29日(土)と30日(日)、神奈川県横須賀市文化会館(大ホール)にて二代目宗家須藤房静師匠による房静流民舞の発表会が行なわれました。二日目の30日(日)、武花千草先生が唄を、そして小山竜浩師匠が三味線伴奏としてお二人揃って「歌と踊りの競演」コーナーにて特別出演の舞台に立たれました。

このコーナーの最初の曲は「新タント節」でした。

踊り手の舞いが華を添えて・・・

続いて「南部俵積み唄」が竜浩師匠の三味線から奏でられると、房静師匠と社中の方が舞台中央に舞い出て、明るくも目出度い雰囲気で華やかに。

そして、子供たちも踊りに加わった「花笠音頭」はお賑やかに・・・。

続く「帆柱起し音頭」も子供たちが中心の踊りで、特に中央の小さな女の子に会場の頬は大きく緩んでいました。

ここで武花千草先生の登場です。「会津磐梯山」の唄声が高らかに、伸びやかに響いて踊り手の舞いも乗って軽やかに。そして、このコーナーのトリは、武花千草先生の津軽小原節がご披露されましたが、途中、お里と盲目の沢市の物語で有名な壷坂霊験記の物語を浪曲の語りで織り込み、房静師匠が舞うという大仕掛けの趣向の大作でした。

幕が下りると武花千草先生に花束が贈呈されました。

そしてご挨拶を述べられてこのコーナーは幕となりました。

これからも房静流民舞研究会の益々のご発展を御祈念申し上げます。

響け民の歌声・和の共演 篁会20周年発表会

9月24日(月・祭日) 神奈川県横浜市の鶴見公会堂にて尺八・篠笛奏者の篁(たかむら)竜男先生と民謡歌手の奥様の紺野初美先生による芸歴100年と題した発表会が催されました。プログラムは6部構成で、多くのお弟子さんによる唄・尺八・三味線の演奏で華やかな舞台が展開されました。

第5部の「会主コーナー」では篁先生ご夫妻による共演のコーナーで、まずは、篁 竜男先生による尺八演歌2題が演奏されました。続いて、バックで流される演奏を伴奏として、尺八と篠笛の使い分けによる「そうらん節」、「八木節」、「金比羅船々」、「黒田節」が披露され、拍手喝采を浴びました。

次のコーナーでは、尺八と筝との共演の「田毎の月」(たごとのつき)という曲が演奏されましたが、日本の原風景を見事に表した心に響く美しい旋律は、どこか懐かしい想いを髣髴とさせる素晴らしい曲でした。

続いて、奥様の紺野初美先生のコーナー「民謡・幾星霜」は、「豊後よさら」、「新潟おけさ」、「宮津節」がご披露され会場から惜しみない拍手が送られました。

第6部の「特別出演」コーナーには民謡歌手3名が招かれ、その中の一人が武花千草先生でした。それぞれの唄い手さんは3曲ご披露されましたが、1曲目は大阪復興を祈念して大阪の民謡が、そして後の2曲はそれぞれのお国の唄がご披露されました。

武花千草先生が唄われた大阪の民謡は、「妙国寺節」という非常に珍しい民謡で、恐らく、会場にお見えのお客様も初めて耳にされた民謡と思います。千草先生ご自身もこの日のためにこの曲を勉強してきましたと仰っていましたので、これから後に続く民謡の道を志す人たちのためにも良い曲を発掘されていることが窺われました。

2曲目と3曲目は、ご両親の生まれ故郷の秋田県の民謡の「秋田馬子唄」と「秋田荷方節」がご披露され、声量タップリの聴き応えある唄声が会場一杯に響き渡りました。

篁会が今後も益々ご発展されますことをお祈り申し上げます。