竜浩会「蛍狩りツアー」

一昨年、目を奪うばかりの蛍の乱舞に狂喜乱舞した参加メンバーが、夢よ再びと心を躍らせて参加したのが昨年でした。が、しか~し、なにせお天気次第の蛍ちゃん、こちらの思いを知ってか知らずか、わずか数匹でのお出迎えに一同絶句落胆の辛酸を味わい、心に深い傷跡を残すトラウマのまま一年をじっと持ちわびての今年期待の「蛍狩りツアー」。さ~て、この旅は吉と出るか、はたまた凶とでるかのドキドキハラハラの出~発!

今回もトヨタ・ハイエースコミューターという14人乗りのマイクロバスを借りて、

参加者は7人と少なめでしたが、ゆったり車内で話題は蛍ちゃんであ~でもない、こうでもないと一路「海ほたる」を通って千葉県へ。

昨年は、大BBQ大会をあなどり、車中パーティーが大盛り上がりの満腹状態でしたので、大きな反省を込めて、今年はごく控えめなお弁当で小腹にすることにしました。参加メンバーのうち、お二方がご用意して下さった自家製のお漬物でお洒落な巻き寿司があっと言う間にカラッポ。

道の駅たけゆらの里でトイレ休憩。

ツアーの詰めはなんと言っても「蛍狩り」がハイライトですが、途中のプランもお楽しみの一つ。そこで、今年は雨が降らない予想の元で「滝巡り」をすることに致しました。普段、歩く機会が少ない人たちの健康も考えて、新鮮なマイナスイオン一杯の空気を吸って、お日様にもお世話になりながら目には早めのお正月を迎えようという魂胆です。

「養老の滝」(昨日行きましたという人は別なところです)は、岐阜県に残る民話の滝として有名ですが、全国にはその名にあやかって同名の滝があちこちに存在いたします。我々が向かう滝は千葉県大多喜町(おおたきまち)の「養老の滝」です。養老渓谷と呼ばれる景勝地には主に5つの滝があり、滝巡りハイキングコースとして知られています。時間の関係で「養老の滝」、「千代の滝」、「万代(ばんだい)の滝」に絞ることにしました。

滝のイメージは、上から勢い良くしぶきを巻き上げながら、ドーっと大音響で滝壺めがけて流れ落ちるというイメージがありますが、大多喜町の養老の滝は粟又の滝(あわまたのたき)とも呼ばれ自然が創り上げた見事な深い渓谷を、横幅長く、ゆるやかに全長100メートルも続く大滝なのです。 さ~、到着。歩くぞう!

あら! きれいね!

あやめ? 花菖蒲? すいませ~ん。写真撮って下さ~い。お願いします。パチリ!有難うございます。

さ~、ここからが「養老の滝」の始まりです。滝が流れる底は泥や砂ではなく、鋭角な形状をした火成岩と思われる岩盤が極端に浅くなったり、深くなったりして趣きある風情を演出しています。岸辺に近いわずか数センチほどの浅瀬には、小魚や白い海老、そしておたまじゃくしが気持ち良さそうに泳いでおり、また、そのすぐ隣は底も見えないほどに深く掘り下がった崖状の底がただ水の流れを通しています。底の深さの違いで流れの速さも異なるので、その駆け引きある風情に魅せられます。

養老の滝は深い渓谷を成しており、流れの両側はたとえ自然が創り出したとは言え、本当に直角に近い角度の崖の山に囲まれています。ビデオでは流れから山間の映像が平面的に映し出されているのが残念ですが、実際には切り立っており、見上げる首が痛くなるほどに見事に急峻です。 あれが「千代の滝」ですね。やや小さめの滝です。

千代の滝の前でご家族がご昼食。

千代の滝から歩いて5分位のところが「万代の滝」。落差10メートルを養老川に滑るように流れ落ちるのがとても涼しげでした。

この滝を訪れていたご家族が滝壺あたりに遊んでいましたが、ちょっとビックリな光景を目にしましたので、それを締めとしたビデオをご覧下さい。

心地よく歩き疲れて、小腹も空いて、さてと毎年お世話になる方の別荘に移動!                          BBQだ!

師匠は「俺は火付け役の天才」を自称しており、火床の設置は他の口出しを許さずの強硬姿勢で周りの者はただ見守るだけ!

が、しか~し、その後が大変!!! いくら扇いでも炭に火が点かない!!! 

結局、古炭のために湿気を吸って着火しないと判断して、ドラム缶の火の中に放り込んで水分蒸発を兼ねてあらかた着火させ・・・。

ようやく網の上に食材が並びました。と、師匠はここで一息。

おつまみはこれ。

イエーイ!

今年も別荘所有者のスーさん、肉は牛・豚も部位別の数種類にウインナーも加えての多品種多量のご用意を、また、野菜もあれこれそれとた~くさん、飲み物、デザートなどなど超大型レストランの様にご準備下さり、見ただけで満腹になりそう!

スーさん、お庭から独活(うど)を採ってきて、早速、天ぷらにして下さいました。

食後は、ひょんなことから数等分したトウモロコシの食べかすを10メートルほど先のドラム缶に投げ入れるという即席ホールインワンゲームが始まりました。カズちゃんがアンダースローで試みますが、何度も外れて入りません。サングラスの男が後ろに控えて投げ手にタマを補給しています。師匠は後ろで見守ります。何度やっても駄目。サングラス男も試して駄目。うん? その男、火が点いてチャレンジ、駄目。と、見かねて師匠が立ち上がり、「俺が一発で入れるからね!」 と宣言! 衆目の中、構えて、野球のボールを投げるように放ると、何と、何と、何と、ドラム缶のど真ん中にスットーン!

ドヤ顔!

サングラス男も汚名返上で再挑戦。何度か投げてようやく成功。結局、全員でチャレンジ。その後の1回投球成功者が一人、成功者は2人でわいわいしているうちに早くも陽が落ちてきました。あ~、お腹一杯で楽しかった! さ~片付けだ!

バタバタバタと手際よく、瞬く間にキッチンの洗い物までも含めて元通りのお片づけ。外は既に暗くなり始めの出発時間となりました。

現地に到着すると漆黒の闇の世界。「いるかな~」の思いをそのまま声に出して車を降りると、光ってる~! 光の大きさが源氏蛍だけに大きい。しかし、本当には最盛期と思われる時期に一週間早いのに、それでも、こんなに沢山という声が聞こえるほどに満足しました。

スマフォでは捉える光の強さと距離の関係から群がっている光の塊の全部を納めることはできませんが、蛍が乱舞していたという証拠程度の写真をご紹介致します。本当には6個映っています。

目の前を飛んでいた三匹の光です。

漆黒の闇の空には都会では観る事のできない星たちがキラキラ輝いていて、乱舞はしないものの天空の蛍そのものでした。

北斗七星が真上の頭上に輝き、東の空に冬の星座として知られるオリオン座が弱い光を放ちながら見えていました。それだけ空気が綺麗なのでしょう。

今年の蛍狩りは、天と地の輝きに感動したツアーでした。

来年が待ち遠しいな~!!!