ポートランド公演旅日記(7日目編=最終日)

(下に送ると初日編からご覧になれます。)

9月14日(土) ついに、最終公演日を迎えてしまいました。まるであっという間の出来事の様に感じられて始まる前からお名残り惜しい気持ちが一杯ですが、気持ちを引き締め、気合を入れて会場に向かいます。

本日のステージは今回の公演ではメインイベントになるのですが、日本から太平洋を挟んで遠く離れたポートランドにおいて、「日本」の風情に触れて、楽しく酔いしれて頂きたいという趣旨のショーなのです。

会場はダウンタウンのど真ん中に位置するディレクターパークという明るいヨーロッパ調のオープンなプラザ。日本の風情を味わって頂くためには「和」を凝縮した質の高い集団による集結力が必要なため、津軽三味線小山流総師範であり、鳥丸ゆみさんの師匠でもある小山竜浩師匠と、妹さんのビクターレコード専属民謡歌手の武花千草先生、そして、娘さんであり武花流民謡師範の武花麻梨乃さんのお三方を日本からお招きして、迫力ある津軽三味線の演奏とプロ民謡歌手の唄声をお客様にお届けして本物を味わって頂こうという趣向です。

地元からは、鳥丸ゆみさんが主宰する和太鼓集団「太鼓八」による迫力満点の轟で揺さぶり、それら演奏中から得られたインスピレーションを書に書き表す「宇宙書道(Sora Shodo)の宇宙(そら)さん、そしてポートランド着物クラブのご参加により、和に染まった演奏の中での着物ファッションをご披露するという画期的な企画案も織り込まれています。

豪華にして温故知新を表現する一大イベントの企画案に対しては、ポートランド市、日本領事館、ポートランド助成金機関、そして地元の多くの方々からの賛同と温かいご支援を頂き、今日の野外ステージ無料公開の実現に至る事ができました。

オープニングは太鼓八による滋賀県の「水口屋台囃子」で迫力ある幕開け!

余韻は、ポートランド日本領事様に引き継がれてのご挨拶とご祝辞を頂戴致しました。

続いて、ポートランドのみならず全米で「ヨシダソース」のブランド名は有名ですが、著名な実業家の吉田潤喜氏による太鼓の打ち下ろしがご披露されて、華やかなオープニングセレモニーが行われました。

司会者によるショー開始のご挨拶。

第一部のステージは津軽三味線のメドレー曲から始まりました。

津軽じょんがら節(旧節)~リンゴ節~津軽願人節~十三の砂山~黒石よされ節のメドレーに続いて、太鼓八和太鼓集団の揃いの打ち手が舞う様に打ちい出すだす大迫力の太鼓の響きをバックに、千草先生の津軽じょんがら節の唄声が広い野外ステージの隅々を越えて行きました。

ここで太鼓八による太鼓ショーが華やかに。

いやはや、それにしても太鼓の音が一つになるように打てる打ち手の皆さんの技量もさることながら、一つの一塊になった太鼓の音の凄さの魅力は、まさしく「大和の力」日本人のパワーそのものを表していると感動しました。

一呼吸おいて、千草先生による唄のコーナーが始まりました。

お客様の多くはアメリカ人でしたので、以前アメリカで大ヒットした「上を向いて歩こう」(アメリカでの曲名はスキヤキ・ソング)を歌い始めると自然と体が反応していました。続いての「津軽あいや節」は、おめでたい唄ながらどこか哀調を帯びており、それを朗々と唄い上げる千草先生の唄声は、言葉を理解できないアメリカ人の心に感動の響きを与えていたようです。

続いては、太鼓八メンバーによる太鼓と踊りも加わり、お賑やかに「花笠音頭」がご披露されました。

演奏中に宇宙書道(Sora shodo)の宇宙(そら)さんがインスピレーションで感じた気持ちを文字にして描いていました。

と、ここで鳥丸ゆみさんが地元のテレビ局からインタビューを受けました。

後日、「ポートランド6チャンネル」からニュースとして放送されました。

あっ! そうそう、ゆみさんの後ろにいる仙人みたいな おじ(い?)さんは、ゆみさんのご主人でもお父様でもなく(笑)、また、TV局のスタッフでもなく、太鼓八のメンバーでもありませんので、誤解のない様に念のため。

第二部は「ポートランド着物クラブ」の皆様による着物ファッションコーナーで始まりましたが、振袖、留袖、浴衣、甚平、などそれぞれ着用したモデルさんが登場。各々の着物の違いと着用する時期や目的などが細かく説明されました。

その間、竜浩師匠と麻梨乃さんは津軽三味線で「仙北秋田荷方節」~「秋田荷方節」を演奏されていました。途中から太鼓八グループの太鼓が加わり、雰囲気は最高潮に!

そして、振袖の着物から豪華なドレスに変身させるというビックリのパフォーマンスがご披露されました。着物と言えば、従来の着姿が容易に想像されますが、実際に着用したモデルさんの着物に少し手を加えるだけで一変してドレスに変わるのを目の当たりにして、想像の固定観念が打ち壊され、驚きの着用法に対してお客様から感嘆の声と斬新さに大きな拍手が送られました。

上の写真は、着物姿からドレスに変わったところですが、形はドレスながら、柄が着物と分かりますね。

続いて、太鼓八による太鼓ショーで会場は大盛り上がり。

はてさて、ステージは佳境に入ってきました! 千草先生のコーナーです!

千草先生のたっぷり伸びやかにして迫力ある唄声が、民謡で唄い繋ぐメドレーとしてご披露され、日本各地唄の旅巡りという洒落たご紹介でした。

唄は「鹿児島おはら節」で始まり、「よさこい鳴子踊り」、「佐渡おけさ」、「チャッキリ節」、「こきりこ節」、「相馬本唄」、そして「ソーラン節」を唄い上げました。

お囃子は香月(こうげつ)さん。

唄い締めは、お賑やかで、華やかで、明るいおめでたい曲の「俵積み唄」。三味線も、唄も、お客様もノリノリ!!

さ~て、ついにフィナーレを迎えてしまいました! フィナーレ曲は来年の2020年がオリンピック・パラリンピックの年に当たりますので、皆さんとは、また、日本でお目に掛りましょうの願いを込めて、お客様と一体化してお手拍子の和と輪が大きく広がりました!

その間、宇宙(そら)さんが大きなキャンパスで「望」という字を書きました。

止まない大きな拍手と声援を受けてのフィナーレは、とても感動的でした!

日本の伝統文化の素晴らしさと、出演された皆さんの熱い思いの演奏を受けた喜びと感動を胸に三々五々とお客様は帰宅の途につきましたが、地元のボランティアの人たちと関係者が協力の下で瞬く間に会場は元通りの整然とした状態になりました。

出演者の皆さんは、感動の酔いが醒めないうちに集合写真のパチリの嵐。

全員集合! ハイ!チーズ!

場所を変えてもう一枚!

吉田潤喜さんを囲んで、竜浩師匠、千草先生、麻梨乃さん、ゆみさん、純子さん。

「着物クラブ」の方々とご一緒に。

宇宙(そら)さんと師匠

宇宙(そら)さんと麻梨乃さん

太鼓八メンバーの皆さん

楽しかった想い出の数々が浮かんでくるのを味わいつつ、ボランティア協力を頂いた人たちも一緒に全員が純子さん宅になだれ込んでの打ち上げホームパーティーは、夜も更けるのを忘れて談笑が続きました。本当にお疲れ様でした!

 

この度のポートランド公演が実現に至るまでの事については初日編の冒頭に概要を申し述べましたが、実際には1年ほど前から具体的な企画立案と日米それぞれの関係者の間における確認並びに日程調整、そして経費面などクリアーされなければならない問題が多くありました。

鳥丸ゆみさんは、仕事と主婦業を両立させながら主宰する太鼓八のメンバーへの太鼓指導をしつつ、メンバーとユニットを組んで様々なところでパフォーマンスに参加されております。他方、三味線、箏、尺八、締め太鼓、鉦などのユニットや唄のユニットなどを組んでのパフォーマンスなど八面六臂の大活躍をされている方です。

また、自らの研鑽も怠りなく、津軽三味線は竜浩師匠からスカイプレッスンを受け、篠笛や能管のレッスンも、そして太鼓やユニット演奏の楽曲のための作曲に勤しむなど、それこそ休む暇なしの日々を送っておられます。

ちなみに、今年度の「インターネット篠笛コンテスト」に応募参加して、多くの参加者の中からインターネットによる投票と審査員の総合評価により、見事1位を射止められました。おめでとうございます!!!

授賞式に参加するために近々来日される予定です。

そんなご多用な中、ポートランド公演実現に向けて東奔西走された結果、企画をプレゼンする熱意と努力の甲斐あって、催しものの趣旨がポートランド市から認められ、同様にポートランドの助成金機関やポートランド日本領事館からの賛同も得て、また、地元の多くの方々からのご支援を得ることができ、ポートランド公演を実現させる事ができました。また、お陰様で大成功を収めることができました。

ディナーショーの会場としてレストランshizuku様にはお世話になりました。レストラン・シェフの なお子さんには和風建築と和の催しものに相応しい美味しいお料理のご提供に腕を振るって頂きました。

日本庭園様には毎年恒例のお招き頂き、また、この度はポートランド公演には殊の外お世話になりました。

「着物クラブ」の皆さんには驚きの斬新な着物ファッションを魅せて頂きました。

世界でご活躍の吉田潤喜さんにはオープニングの太鼓打ち出しを有難うございます。

司会進行役のJosh Metzlerさん 大変にお疲れ様でした。

宇宙(そら)さん 大胆にして繊細な心を文字に表現する「宇宙書道」(Sora shodo)は素敵です!

太鼓八のメンバーの皆さんの溢れんばかりのエネルギーと連帯感あるパフォーマンスは観客を魅了してやみませんでした。

竜浩師匠、千草先生、麻梨乃さん 時差とお疲れの中、連日のリハーサルお疲れ様でした。それぞれのステージにそれを微塵も見せずに観客を惹きつける魅力を発揮するという事こそ本物の力だからと納得致しました。

デューティー千恵子さん ポートランド公演へのご参加並びにご協力を下さるためにカリフォルニアからお出で下さり、有難うございます。

純子さんには最初から最後まで楽しい癒しの場をご提供下さいました。リハーサルや本番の後での憩いの場としてご自宅を開放して、食事や飲み物を振舞って下さいました。言い尽くせない気持ちです。

ゆみさん、香月(こうげつ)さんには、お二人のお師匠さんと生で共演できた栄誉ある心に残るポートランド公演となりましたね。

ゆみさん 「ポートランド公演」が総勢1,700名の観客を動員して、感動を与えて大成功で閉幕することができたのは、貴女の熱意と努力と人間力のお陰様です。

ゆみさん(小山浩鳥)に成り代わりまして、係る関係各位には心より厚く御礼を申し上げますと共にゆみさんには慰労と感謝の気持ちを込めて「有難う」を申し上げます。

また、いつの日かポートランド公演ができますように・・・。

ダイジェスト版のビデオをお楽しみください。

太鼓八のサイトもご覧ください。

https://www.takohachi.org/

有難うございます!

感謝!!!

ポートランド演奏旅日記(6日目編)

(下に送ると初日編からご覧になれます。)

9月13日(金) 11日(水)と12日(木)と連日の公演が続き、明日の14日(土)は今回の演奏旅日記を締め括る大きなステージが控えています。今日はお天気も良さそうだし、御一行様も気持ちは外向きとあれば、もう、出掛けるしかない!

と、いう事で、ポートランドはワインの産地としても有名なので、ワイナリーへとドライブ決定! もう出発前からほろ酔い気分で、車中の会話はワインなしとは思えないほどの盛り上がりでワイワイキャーキャー。運転はまっすぐにね!

向かった先は、オレゴン州随一の銘醸地帯ウィラメット・ヴァリーにある、ゆみさんお勧めのワイナリー「ベナーアッシュ」。カリフォルニア州北部に位置するオレゴン州は、太平洋から約200km内陸にあるカスケード山脈を境に、西側は海からの冷たい空気が流れ込んで冷涼ですが、東側は逆に遮られて大陸性の暖かい気候となっています。

ワインに適しているのは主に冷涼な西側であり、その北部に位置している所がウィラメット・ヴァリ―です。ここにワイン醸造所が集中している所以です。

ポートランドの街から車で40分程で到着しますが、途中、車中から目にする移り行くのどかな田舎風景の眺めはポートランドらしさでもあり、この先には広いブドウ畑が広がっているんだろうなと自然に想像してしまいます。もしかしてワインの香りも妄想しているのでは・・・。

ワイン好きの方は、次のサイトをどうぞご覧下さい。

http://www.village-cellars.co.jp/pdf/winery/Penner-Ash.pdf?VLGCLLRS=ssecntpe

ワイナリーに到着。奇麗なお花のガーデンを愛でながら壮大な景色を十分に堪能してからワインの試飲。オレゴン州ではピノ・ノワールという品種が一番有名で、ペナーアッシュではほぼ全種がピノ・ノワールのワインです。

試飲、試飲と言いながら本気度100%で5~6種類が喉を通過。お腹の中では全種混合ワインが熟成中。重ねた試飲の中から選び出されたお気に入り1本を購入。ワイナリー内にあるテーブルに移動して皆さんとピクニックランチ。純子さんがお勧めの美味しいチーズ各種、パン、フルーツなどワインとの相性抜群のワインパートナー達を揃えて下さいました。笑顔、笑顔、笑顔。上の2枚の写真がそのショットです。

気分晴れやかに、頬を桜色に染めて次に行きましょう! 次に向かったのは、レッドリッジファームというオリーブ油で有名な農園です。ワインに続いて新鮮なオリーブ油を試飲。と、言ってもワインとは比較にならないほどのほんのちょこっとの試飲でした。そりゃそうでしょうね。

どんなオリーブ油? 以下のサイトをご覧ください。

http://redridgefarms.com/

さて、今の時期は毎年恒例としてポートランド日本庭園さんから中秋の名月を愛でる「お月見イベント」にお招きを頂いており、今夕がその日に当たります。

陽が傾きかけてきましたので、一路ポートランド日本庭園へと向かいます。到着する頃には、すっかりと山の向こうに陽が落ちて夜の帳(とばり)も下り、日本庭園の庭景色は昼間と趣を一変して実に情緒ある表情を魅せています。

会場の中には沢山のお客様で賑わい、あちこちで笑い声が聞こえます。片手にビール、空いている手は話しの合間のジェスチャーと軽食をつまむために忙しく動かしながら家族同士やお友達同士が談笑しています。

お箏と尺八の音色が聴こえます。日本の風景ですね。

イベント開始の頃の上空は、雲がかなり空一面を占めていましたが、庭園を巡っているうちに庭園の一番見晴らしの良い場所に差し掛かると、何と、空の雲の扉がスーッと開いてお月様のおでまし~!!

そのお月様を「竜の眼」の様な月、とはゆみさんの評。続けて、竜浩師匠が辰年だから師匠のために雲を割ってのお出ましなんでしょう。何ともおシャレじゃありませんかね。

さ~て、明日はポートランド公演旅日記の最後を飾る大きなステージです。明日に備えて、今夜はゆっくりと休むとしますか!

7日目編に続きま~す!

ポートランド演奏旅日記(5日目編)

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5日目の9月12日(木) 昨夜のディナーショーを終えてホッと一息つく間もなく、今日は「ポートランド日本庭園」における公演です。昨夜のディナーショーの会場となりましたレストランShizukuの設計についてご案内致しましたが、この庭園も同じく和の建築家の隅 研吾氏の増設設計により、総額335万ドル($1.0=¥106として3億3千510万円)を掛けて2017年に完成したことにより、海外の日本庭園としてトップクラスの庭園との評価を得る事ができました。

なお、鳥丸ゆみさんが主宰する和太鼓集団「太鼓八」は、この庭園が落成した際にはオープニングで祝賀演奏を行っており、また、大増設により新たに設けられたイベントペースでは文化紹介をする場も設けられているので、ゆみさん、香月(こうげつ)さんとお箏演奏によるユニット「香鳥絃」(コトリート)が庭園カルチャーコーナーのパートナーとして定期的に演奏を行っております。

昨夜のディナーショーと異なり、この庭園にお集まりのお客様は殆どがアメリカ人なので、三味線や民謡が初めて、もしくは馴染みの薄い方たちばかりです。

それを意識して早くから会場入りして念入りの打ち合わせとリハーサルを繰り返して準備は万端。

オープニングは「津軽じょんがら節(旧節)~津軽じょんがら節(新節)のメドレー」でしたが、最後の津軽じょんがら節は千草先生が唄われました。

津軽三味線3挺が奏でる迫力ある演奏を初めて聴いたお客様は、その凄さに感動されたに違いありません。更に、その演奏に乗っての千草先生の唄の迫力が追い打ちとなり、会場内は民謡つむじ風が吹き荒れました。

続いて、「三下がりメドレー」が演奏されましたが、オープニング曲の曲調と異なる哀調を帯びた曲が客席に和の曲の奥深さを届けたに違いありません。

ここで客席から質問があり、千草先生の解説とご案内をゆみさんが通訳しながら進行致しましたが、演者とお客様の一体感が深まる和やかで温かな公演となりました。

がらりと趣向を変えて、アメリカでも以前大ヒットした日本の名曲「上を向いて歩こう」が、何故「スキヤキ」になったのかは別にして、アメリカ人に耳馴染みのある曲として、千草先生が歌われました。この曲をご存じのお客様は自然に体が揺らいでいました。

続く「津軽甚句」には途中にお囃子の「ホーイホイ」が入りますが、お客様に合いの手を入れて頂く趣向でお囃子の特訓中。千草先生の唄にホーイホイ!

さて、またまたガラリとステージは変わり、竜浩師匠の三味線とゆみさんの太鼓、そして千草先生による秋田民謡の「秋田おばこ」の唄が流れるや、麻梨乃さんがおばこ姿で舞い出て手踊りがご披露されました!!! 麻梨乃さんの可愛らしい姿と舞にお客様は大喜び! この写真のカットこそ「日本」ですね!

2020年4月26日(日)神奈川県川崎市「サンピアン川崎(労働会館)」にて毎年恒例の「武花会民謡まつり」が開催されますが、津軽三味線・太鼓・尺八などの演奏と共に多くの唄い手さんによる民謡の数々がご披露される楽しい催しものですので、是非ともお出で下さいませ。勿論、麻梨乃さんの踊りもご覧になれますよ!

楽しい時間はあっという間。フィナーレはお賑やかでおめでたい「俵積み唄」で大盛り上がり。笑顔いっぱいでおひらき~!

終わったね! ホッとする竜浩師匠とゆみさん。

ポートランド日本庭園での演奏を記念して、お庭で記念撮影と洒落こみました。

枯山水のお庭がとても素敵です。

ご出演の皆様 本当にお疲れ様でした! よそ行き笑顔でハイ! チーズ!!!

スタッフ&お客様としてご参加の千恵子さんと香月(こうげつ)さんと一緒にパチリ! 実はこのポーズは竜浩師匠指定の45度視線角度での撮影なのですが、とてもカッコいい写真と大好評でした。

さて、日本庭園のショーが大成功でしたので、打ち上げに行きましょう!

と、いう事で香月(こうげつ)さんお気に入りのイタリアン・レストランバーに移動。

カンパ~イ!!!

竜浩師匠のお誕生日は12月19日ですが、ゆみさんがレストランのウエイトレスにいたずら心で「今日がお誕生日」と伝えたところ、急遽のお誕生祝いのケーキが用意されました。なんともまあのサプライズでしたが、前倒しのお誕生日に今日の疲れもローソクの炎とともにフーっと・・・。

明日は一息を入れる日ですが、どの様な一息になるかお楽しみに!

6日目編に続きま~す!

ポートランド演奏旅日記(4日目編)

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4日目の9月11日(水) 今夜はレストラン「Shizuku」のディナーショーにて演奏の日です。午前中は今夜のディナーショーと翌日の日本庭園におけるショーの両方を兼ねたリハーサルを行うべく、一行はポートランド市内から少し離れたヒルズボロという街の空手道場に向かいました。

午後、Shizukuレストランに移動し、ステージ作りを致しました。

和の建築家として著名な隅 研吾氏によるデザイン設計の室内は、日本人が日本に在住していては殆ど意識することのない和の空間と調度品が融合した香りを、異国の地で無意識に目覚めさせてくれる郷愁漂う空間を醸し出しています。

和の調和は音響効果を意識した音響設備にまで配慮され、今夜のディナーショーへの期待感が否が応でも盛り上がります。

音響効果の確認を兼ねてのリハーサル中。

さて、ショーの前のディナーの時間を迎えました! ポートランドにおける鳥丸ゆみさんは知らない人がいないほどに有名で、また、その明るいキャラクターが人気者です。和太鼓集団と言えば太鼓八、太鼓八と言えばゆみ、ゆみと言えば太鼓八という具合で、そんなゆみさんが三味線師匠の竜浩師匠と民謡師匠の千草先生を迎えて共演が観られるとあって、既に、客席は満席、熱気むんむんのなかディナーが始まりました。

 

レストランシェフのなお子さんがこの日のために腕を振るった料理にお客様は舌鼓を打っての大満足! この後のショーが楽しみ! と、やがて、純子さんによるオープニングのご挨拶が始まりました。

竜浩師匠がご挨拶の中でゆみさんの人柄に触れ、また、三味線に対する熱意と練達の速さなどのお褒めの言葉に続いて名取昇進が発表されるや、割れんばかりの大きな祝福の拍手がゆみさんに送られました。

さて、ショーの始まりは「津軽じょんがら節(旧節)から津軽じょんがら節(新節)」までの12分間の演奏でしたが、津軽三味線と締太鼓の体の芯まで響き渡る迫力ある生演奏を目の当たりにして初めて聴くお客様にはとても感動的の様でした。

続く「三下がりメドレー」はじょんがら節とは趣が異なる哀調を帯びた曲調に、和のメロディーの奥深い味わいをご堪能頂きました。

千草先生による神奈川県の民謡「いか採り唄」と「だんちょね節」がご披露されましたが、「だんちょね節」は歌謡曲としても全国に流布された事もある耳なじみのある曲でした。

ここで特別コーナーとして、千草先生の生徒さん3名がステージに呼ばれて、それぞれが1曲ずつ民謡をご披露することになりました。ここでは残念ながら画像がありませんので曲目だけを紹介すると「花笠音頭」、「秋田節」、「おてもやん」でした。とても良い体験をさせて頂き、皆さんとても喜んでおられました。

千草先生へのリクエストコーナーがあり、お客様から「ソーラン節」と「さんさ時雨」の声が掛かり、また、香月(こうげつ)さんから「祇園小唄」がリクエストされました。

お客様のリクエストにお応えして唄われた際、お客様の耳の奥に聴こえる幼い頃の唄とはまるで違う新鮮な千草先生の唄声が、格段に素晴らしかったとビックリ感動しておられました。

リクエストコーナーを終えるともうすぐフィナーレです。続いての曲の「秋田小原節」は歌詞が悲しい物語なので、よく聴くと少ししんみりさせられる唄ですが、朗々と訴える様に唄いこんでお客様の心を惹きつけました。

ここで時間はあっという間に過ぎて、ついにフィナーレを迎えました。お賑やかに、晴れやかに、明るく、めでたい「俵積み唄」が手拍子と共に唄い納められ、お名残り惜しくもお開きとなりました。

明日は日本庭園でのショーです。

5日目に続きま~す!

ポートランド演奏旅日記(3日目編)

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3日目の9月10日(火) ポートランドに到着してすぐにリサーサル、そして翌日もリハーサル。竜浩師匠、千草先生、麻梨乃さんの皆さんの目には、まだ、ポートランドの景色が映っていないまま明日のディナーショーの本番を迎えるには実にお気の毒。と、いう事で午前中は息抜き観光スポットにご案内となりました。

「オレゴン州のポートランドが、日本人が選んだ一番住みたいアメリカの街」に挙げられており、自然豊かな環境は人の気持ちを和らげる景色に満ち溢れております。

ヒストリック・コロンビア・リバー・ハイウエイを気持ちよく走り抜け、最初に訪れたのはポートランド・ウイメンズ・フォーラムというコロンビア川を崖の上から眺める眺望が絶景のポイントです。その崖の上に立っているのがクラウン・ポイント・ビスタ・ハウスです。

クラウン・ポイント・ビスタ・ハウスにて三人揃ってパチリ!

続いて・・・ハイ! チーズ!

さ~て、次のスポットに移動しましょう。ヒストリック・コロンビア・リバー・ハイウエイ沿いには100以上の滝があることで有名ですが、その中でも最も高い滝のマルトノマの滝に行きました。

何とまあ、遠くから眺める滝の中ほどに架かるに写真を撮影している観光客がまるで蟻の様に小さく見えます。目の中に納まるサイズで滝を見ると人が本当に小さい事が分かります。

この観光スポットについては、次のサイトをご覧ください。

http://www.link-usa.jp/us-dictionaly/archives/2014/11/11_185601.html

新鮮なマイナスイオンを胸一杯に吸って、身も心も軽やかになったところで午後のスケジュールに移りましょう。滝を背にして一路岐路につきましたが、途中、アウトレットでお買い物と食事をしてから千草先生のスカイプ民謡レッスンの生徒さんの純子さん宅に向かいました。

午後のスケジュールは、竜浩師匠と千草先生がこの度ご一緒にご訪米という得難い機会でしたので、普段は千草先生からスカイプ・レッスンにて民謡のご指導を頂いている生徒さんの純子さん、香月(こうげつ)さん、カリフォルニア在住のデューティー千恵子さんが、千草先生から直接ご指導を下さるという嬉しいご配慮を頂きました。そして、ポートランドでジャズ・スタジオを経営し、また、ジャズシンガーでもあるYokkoさんも一同に加わり、嬉しいレッスンの開始。

皆さんの民謡歴はまだ浅く、各自の課題があるところを千草先生が総論としての民謡の唄い方指導と各自の個別指導をして下さいましたが、民謡の様に腹の底からかなりの音量と高音での発生やこぶし回しなどは経験の浅い人には難しいと思われますが、時間の経過に伴い少しずつクリアーされて行くことを実感することで楽しさに変わる果実を味わう事になります。

現在、インターネット環境が大きく改善されたお陰でスカイプ・レッスンも質が高くなりましたが、この度の生徒さんが一同に会して直接指導による合同レッスンは、貴重な体験を頂いたと一同感激していました。

さて、民謡レッスンの隣のお部屋から三味線の音色が・・・。

竜浩師匠が太鼓八メンバー3人の方に三味線のご指導をされていました。

三味線の構え方、撥の持ち方、撥の当て方、ツボの場所と指遣い、譜面の読み方に続いて、実際に弾いてみてご指導を頂きましたが、皆さんは真剣な顔をして一生懸命でした。

二つの部屋の合同レッスンは3時間も続き、終わった時のホッとため息が出るやお腹の虫が鳴きだしました。

純子さんの計らいでウエルカム・パーティーの時間! 準備・段取りに皆さんが動く、動く、また動くで瞬く間に着席&乾~杯‼ あれや これや それだ これだ なんだ かんだ あははにわっはっは~ で夜は更けて行きました。

さ~、明日はディナーショーだ!

4日目に続きま~す!

ポートランド演奏旅日記(2日編)

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2日目の9月9日(月)の朝。昨日は到着してからすぐの打ち合わせ確認やリハーサルなどで時差に重なる疲れを感じられたご様子ですが、明後日11日のディナーショーと12日の日本庭園にて行われるステージを控えての午後のリハーサルに備えて、午前中は休養時間をお過ごし頂きました。

ランチはベトナム料理屋さんのフォー(ベトナム風ラーメンですが、麺は米粉でビーフスープが定番。鶏がらスープもあり)を召し上がって頂きました。

ビーフスープと米粉(ビーフン)の麺の組み合わせに異色を感じられご様子でした。

麻梨乃さんは シ・ア・ワ・セ~~~感いっぱいの満面の笑み!

さ~って! 腹ごしらえはできたし、11日と12日のステージのリハーサル気合を入れてやりましょう!

それぞれ場所の異なるステージのために用意された曲目の演奏と演出は、何度も何度も繰り返しのリハーサル。気が付けばすっかりと夕方になりました。

「今日はここまでにして、ちょっとお買い物を致しましょう」 と、2時間ばかりのお買い物はだいぶ気分転換になられたご様子でした。

その後は、千草先生のインターネット・スカイプ民謡レッスンの生徒さんのセッカーソン純子さんと合流してディナーを楽しみながらの打ち合わせを行い、食後は11日のディナーショーの会場となるレストランに下見と段取り再確認のために行きました。ふと時計に目をやればもうすぐ明日に近い時間でした。

もう2日目は終わりです。さ~て、今日は早く寝ますかね。

3日目に続きま~す!