近年はコロナ禍の影響を受けて、様々な催し物が中止や長期延期を余儀なくされたために、今までごく当たり前の様に思えた外出や芸術鑑賞など人が集まる場所での心の休養や娯楽が極端に制限されたために経済効果と共に人々の心もすっかりと冷え切ってしまいました。
しかし、ようやくコロナとの共存の意識も芽生え始めて、全国各地でお祭りなどの催し物があちらこちら少しずつ行われるようになり、本年6月、前回のブログでご紹介の通り、第43回神奈川地区連合大会が開催されました。
そして、郷土民謡民舞全国大会は、実に3年ぶりに、10月21日(金)~23日(日)の3日間にわたり、さいたま市文化センターにて開催されました!
この日を待ちわびた全国都道府県から大勢の参加者を迎えて、会場は熱気に溢れ、会場にお見えの応援の方々の声援を受けて次々とステージが変わり、ご出演の方々の衣装と唄の彩も変わり、華やかな舞台となりました。
武花会から2名がご参加。それぞれ「北海浜節」と「長者の山」を伸びやかな唄声でご披露されました。
3日間の最終日。武花千草先生は「成年部ミニライブ」にご出演されました。 ミニライブには北海道、秋田、岩手、富山など地方の成年部メンバーがご参加され、総勢20名による、実に、賑やかに、華やかに彩り鮮やかに舞台が盛り上がりました。
「本荘追分」と「北海よされ節」をご披露中の武花千草先生。


成年部のオリジナル曲「六金ぶらチャグ」を演奏中。この曲は太棹三味線が「津軽じょんがら節」を演奏している中、細棹三味線が「長崎ぶらぶら節~金毘羅ふねふね~チャグチャグ馬っこ」を被せる様に演奏するというとても面白いハーモニーを醸し出す構成の曲で、成年部ならではの演出にお客様は大喜びでした。

フィナーレはお賑やかに「ソーラン節」で締めて、皆さんとハイ! パチリ!

皆さんの笑顔と元気が戻ってきた全国大会でした!
この笑顔と元気が次の大会でも見られるように、それまでお元気に!