ポートランド演奏旅日記(5日目編)

(下に送ると初日編からご覧になれます。)

5日目の9月12日(木) 昨夜のディナーショーを終えてホッと一息つく間もなく、今日は「ポートランド日本庭園」における公演です。昨夜のディナーショーの会場となりましたレストランShizukuの設計についてご案内致しましたが、この庭園も同じく和の建築家の隅 研吾氏の増設設計により、総額335万ドル($1.0=¥106として3億3千510万円)を掛けて2017年に完成したことにより、海外の日本庭園としてトップクラスの庭園との評価を得る事ができました。

なお、鳥丸ゆみさんが主宰する和太鼓集団「太鼓八」は、この庭園が落成した際にはオープニングで祝賀演奏を行っており、また、大増設により新たに設けられたイベントペースでは文化紹介をする場も設けられているので、ゆみさん、香月(こうげつ)さんとお箏演奏によるユニット「香鳥絃」(コトリート)が庭園カルチャーコーナーのパートナーとして定期的に演奏を行っております。

昨夜のディナーショーと異なり、この庭園にお集まりのお客様は殆どがアメリカ人なので、三味線や民謡が初めて、もしくは馴染みの薄い方たちばかりです。

それを意識して早くから会場入りして念入りの打ち合わせとリハーサルを繰り返して準備は万端。

オープニングは「津軽じょんがら節(旧節)~津軽じょんがら節(新節)のメドレー」でしたが、最後の津軽じょんがら節は千草先生が唄われました。

津軽三味線3挺が奏でる迫力ある演奏を初めて聴いたお客様は、その凄さに感動されたに違いありません。更に、その演奏に乗っての千草先生の唄の迫力が追い打ちとなり、会場内は民謡つむじ風が吹き荒れました。

続いて、「三下がりメドレー」が演奏されましたが、オープニング曲の曲調と異なる哀調を帯びた曲が客席に和の曲の奥深さを届けたに違いありません。

ここで客席から質問があり、千草先生の解説とご案内をゆみさんが通訳しながら進行致しましたが、演者とお客様の一体感が深まる和やかで温かな公演となりました。

がらりと趣向を変えて、アメリカでも以前大ヒットした日本の名曲「上を向いて歩こう」が、何故「スキヤキ」になったのかは別にして、アメリカ人に耳馴染みのある曲として、千草先生が歌われました。この曲をご存じのお客様は自然に体が揺らいでいました。

続く「津軽甚句」には途中にお囃子の「ホーイホイ」が入りますが、お客様に合いの手を入れて頂く趣向でお囃子の特訓中。千草先生の唄にホーイホイ!

さて、またまたガラリとステージは変わり、竜浩師匠の三味線とゆみさんの太鼓、そして千草先生による秋田民謡の「秋田おばこ」の唄が流れるや、麻梨乃さんがおばこ姿で舞い出て手踊りがご披露されました!!! 麻梨乃さんの可愛らしい姿と舞にお客様は大喜び! この写真のカットこそ「日本」ですね!

2020年4月26日(日)神奈川県川崎市「サンピアン川崎(労働会館)」にて毎年恒例の「武花会民謡まつり」が開催されますが、津軽三味線・太鼓・尺八などの演奏と共に多くの唄い手さんによる民謡の数々がご披露される楽しい催しものですので、是非ともお出で下さいませ。勿論、麻梨乃さんの踊りもご覧になれますよ!

楽しい時間はあっという間。フィナーレはお賑やかでおめでたい「俵積み唄」で大盛り上がり。笑顔いっぱいでおひらき~!

終わったね! ホッとする竜浩師匠とゆみさん。

ポートランド日本庭園での演奏を記念して、お庭で記念撮影と洒落こみました。

枯山水のお庭がとても素敵です。

ご出演の皆様 本当にお疲れ様でした! よそ行き笑顔でハイ! チーズ!!!

スタッフ&お客様としてご参加の千恵子さんと香月(こうげつ)さんと一緒にパチリ! 実はこのポーズは竜浩師匠指定の45度視線角度での撮影なのですが、とてもカッコいい写真と大好評でした。

さて、日本庭園のショーが大成功でしたので、打ち上げに行きましょう!

と、いう事で香月(こうげつ)さんお気に入りのイタリアン・レストランバーに移動。

カンパ~イ!!!

竜浩師匠のお誕生日は12月19日ですが、ゆみさんがレストランのウエイトレスにいたずら心で「今日がお誕生日」と伝えたところ、急遽のお誕生祝いのケーキが用意されました。なんともまあのサプライズでしたが、前倒しのお誕生日に今日の疲れもローソクの炎とともにフーっと・・・。

明日は一息を入れる日ですが、どの様な一息になるかお楽しみに!

6日目編に続きま~す!