第43回神奈川地区連合大会

6月19日(日)前日のお天気ががらりと変わり、朝から強い日差しの梅雨の晴れ間の始まりとなり、郷土民謡の祭典!第43回神奈川地区連合大会にふさわしい一日になりました。

開会の辞が述べられ、審査員のご紹介の後に最初のプログラムの「二人の絆コンクール」が始まりました。24組計48人による唄コンクールです。

続いて「支部推薦(1)」にプログラムは移り、合奏と唄が演奏されました。

支部推薦(1)に続き、「唄コンクール1部」の始まりです。22組のご参加です。

続く「唄コンクール2部」は18組のご参加です。

舞台は「支部推薦(2)」となり、5組による太鼓踊りや合唱、合奏がご披露されました。

武花会社中による津軽三味線「津軽じょんがら節」の演奏です。

演奏は以下のビデオでお楽しみ下さい。※スマホではビデオ画面右下の「YouTube」をクリックしてご覧下さい。

さて、休憩時間の後は「こころひとつに」のコーナーとなり、細三味線・尺八の合奏と津軽三味線の合奏が演奏されました。

津軽三味線六段の合奏です。

演奏は以下のビデオでお楽しみ下さい。※スマホではビデオ画面右下の「YouTube」をクリックしてご覧下さい。

華やかな津軽三味線合奏に続いて「少年少女」コーナーです。6組ご参加による唄と踊りで若いエネルギーがいっぱい!

可愛らしいお二人さんによる「秋田小原節」の踊り。唄は武花千草先生。伴奏は武花会社中。

続いて、「唄コンクール3部」となり、11組のご参加。更に、「唄コンクール4部」となり、11組のご参加です。

「支部推薦(3)」が続きます。5組ご参加による三味線合奏、唄・踊り、合唱、器楽合奏が演奏されました。

柳仙会社中による「ソーラン節」の唄と踊り。三味線伴奏は武花会社中。

いよいよプログラムは後半戦を迎え、次のコーナーは「民謡百花繚乱」。本日ご参加の民謡歌手全員による民謡花盛りの舞台となりました。

民謡歌手の勢揃い!!!

民謡歌手勢揃いによるまさしく民謡百花繚乱で舞台が華やかに盛り上がったところで、初代名人位受賞の澤田勝秋師匠による「澤田勝秋の世界」のコーナーとなり、魅力あふれる津軽三味線の響きが会場を覆い尽くしました。

いよいよ唄コンクール最後のコーナーの「唄コンクール5部」となり10組のご参加です。

「塩釜甚句」

唄コンクール全5部が終了して審査中。その間は「支部推薦(4)」の5組による津軽三味線合奏、民謡の合唱、唄・踊りがご披露されました

支部推薦(4)に続いて、既に唄コンクール5部の決勝戦に残った参加者によるタイトル戦が始まりました。

タイトル戦が終了すると記録保持者2組による唄がご披露され、次は本大会のハイライトである「ゴールデンショー」の開幕です‼

民謡武花流二代目会主・武花千草先生による張りのある唄声「北海浜節」が会場内に響き渡りました! 三味線伴奏は竜浩師匠。
「高山音頭」唄は武花千草先生。三味線伴奏は武花会社中
ゴールデンショーのトリは民謡武花流家元・武花烈子先生による「秋田港の唄」。乗りの良い軽やかな唄声は締めにふさわしい和んだ会場になりました。

華やかなゴールデンショーの後は入賞者表彰式に移り、1部から5部までの唄コンクール、二人の絆コンクール、タイトル戦の授与式が行われました。

唄コンクール5部の準優勝者の武花麻梨乃さんが喜びの笑みを浮かべながら賞状を手に退場。
おめでとうございます!!!

閉会の辞が述べられ、名残惜しい雰囲気で閉会となりました。長引いたコロナ禍にあり開催できなかった回もある中で、第43回の開催はご出場者は勿論のこと、主催者並びに関係各位におかれましてのご心労はいかばかりか想像するに難くありません。

艱難辛苦を乗り越えての開催は、まさしく日本の心、民謡の心が支えとなって実現されたものでありましょう。

これからも回を重ねて民謡により一層親しみがもたれる社会になることをお祈り申し上げます。

おまけ(楽屋風景)

 

竜浩師匠に声掛けてパシャリ!
着物のたたみ方をお稽古中
袴のたたみ方をお稽古中