平成最後の4月14日(日)、浅草公会堂にて第55回小山会特別記念公演が開催されました。快晴の暖かいお日柄に恵まれ、お客様は会場入口前に早くから行列をなして開場を待ちわびておりました。 特別記念公演ということもあり、満席で迎えた公演は大盛況の幕開きとなりました。
第1部のオープニングは総勢200名による「二上がりメドレー」、「緋の段」、「民謡メドレー」で華やかに開幕 その後、民謡歌手の方々による民謡の数々が紹介され、会場の雰囲気も曲に合わせて体を揺らす姿が多く見られました。

黒石八郎さんの漫芸で会場は笑いに包まれて和やかに 。

白戸久雄さんと知也さんによる親子競演は家族の温かさが伝わりました。

第2部は、師範以上の奏者による 55周年記念民謡55曲メドレーで幕が開き、お客様にはまさに夢のような民謡・民謡また民謡で日本あちこち旅行をして頂きました。

石川喜代美さんによる「秋田荷方節」

小山みつなさんによる「津軽三下がり」

佐々木理恵さんによる「じょんがら口説」

師範以上の奏者による「くじすけ」の合奏中の竜浩師匠

番組はいよいよ後半を迎え、総師範による「津軽じょんがら中節」と「津軽よされ節」の合奏が披露されました。総師範が居並ぶ姿は壮観でした。

小山会青年部の奏者による競演は個性溢れる魅力的な演奏で観客を魅了していました。

最終コーナーは「伊藤多喜雄コーナー」で、最初は「津軽じょんがら節」をご披露。魅力ある通る声で訴えるような唄い方に大きな拍手が送られました。

続いてお得意の「タキオのソーラン節」は、200名の奏者が舞台はもちろんのこと、会場内通路に居並んでの演奏と唄の合の手の「ソーラン、ソーラン」「どっこしょ、どっこいしょ」の大合唱と共に会場は唄の漁場となりました。

竜浩会女性奏者が凛々しく演奏中

フィナーレの合奏は「津軽じょんがら新節」で華やかに弾き納められました。竜浩師匠は長丁場の演奏お疲れ様でした。

司会者による高らかに、そして華やかに、また、来年の小山会でお会いしましょう!